「リア王」海外公演時新聞評

 

 

英国全土を席捲した、万有引力版「リア王」が再び蘇る。J・A・シーザーの新演出・音楽と、小竹信節の不思議な機械・装置が、特別に訓練された役者たちの演技と相まって、シェイクスピアを英国古典の言語世界でとらえるのではなく、その言語世界そのものを現代の音楽、照明、肉体、機械といったものに換喩し、シェイクスピアの言語の障害を突破しながら新しい劇空間を展開する!

 

万有引力による「リア王」は、英国のジャパンフェスティバル1991年に、グローブ座カンパニーとして招待され、ロンドンのマーメイド劇場を起点に、カーディフなどを巡演、演劇の総本山であるストラッドフォードのロイヤルシェイクスピア劇場(ジ・アザープレイス)で公演され、大絶賛された。

 

◉海外公演時新聞評◉

 

マーメイドシアターで上演中の劇団「万有引力」による暴力的で既成の概念を打ち破った「リア王」には驚かされた。寺山修司の後継者、J・A・シーザー演出の休憩なしの150分間は、いわばシェイクスピアのストーリーを言語、歌、踊り、マイム、ロック、悪魔的肉体表現を通して伝えるものである。色々な要素を取り入れた舞台作りの表現力には賞賛を送らねばならない。(ザ・ガーディアン紙ロンドン)

 

J・A・シーザーと彼の役者たちは我々に悲劇の復活を体験させてくれた。役者たちの技術は息を飲むほど恐るべきものであり、カーテンコールと呼ぶ部分でさえ、この劇団は縦横無尽の跳躍や宙返りの連続で魅せてくれた。トータルな舞台のトータルな確立された手法は、最後まで維持されたのである。衝撃に打ちのめされた観客たちにとって、帰路の水辺は本当に静かに感じられた。(ストラットフォード・アポン・エイボン・ヘラルド紙)

 

もしあなたが何かパワフルで独創的なスペクタクルをお探しならば、それはこの舞台である。(ウェスタン・メイル紙カーディフ)

 

役者たちが終始日本語で演じているにもかかわらず、それらによって何ら損なわれるものは無い。それは、この芝居の構造が完璧だからである。(ザ・バーミンガム・ポスト紙)

 

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